看板建築・再考

公開日: 2019年12月18日 カテゴリー:

横浜赤レンガ倉庫にて開催の 4th  Christmas Art Competition in Yokohama に出展しました。

絵画や工芸品などの展示物自体が作品であるのに対し、どうしても建築は模型になってしまいます。

ですが回り道が許される模型段階で、現実的なことと離れて色々思考することができました。

こうした過程が後々大事ではないかと思います。

 

模型は歴史ある商店街の一角にある建物の計画です。

商店街は大正時代から続いており、通りの景観に対する考え方として近代の看板建築というものがあります。

ですが、実際には現代の機能的な建物がほとんどになっています。

 

街並みを考えると派手すぎるファサードは考えにくく、純粋に看板建築にすると住居である上階の窓が犠牲になってしまいます。

 

変形な敷地に合わせ、外壁に緩い曲面を持たせました。

曲面沿いに階段を昇って、最後は屋上庭にたどり着きます。

 

外から天井を見上げると、月のような形になっています。

1階、2階、3階と、月の見えは少しずつ小さくなり、、、、。

こうした窓からの見え方が一体になったファサード=看板建築です。

中は丸見えにならず、天井がぽっかりと見えたらいいな、と思っています。

 

 

写真は、今年竣工しました自邸の、一番高いところ=天窓付近から下を見下ろしています。

階段は建築の中のとても大事な要素です。

少し見方を変えるといろいろなことができますね。

 

R0001190

R0001191

 

 

 

 

 

 

tea-archi.jp